ごあいさつ

空港専門商社ならではの情報を付加価値にして
すべてのお客様に『感動』をお届けします。

私たち国際協商は、1952年に創業して以来、日本の航空産業の成長とともに歩み続け、空港に特化した卸売事業を核として、ショップ運営、施設サービスという3つのフィールドでエッジの立った事業を展開しています。当社はメーカーのように何かを生産することはありません。お客様とメーカーの間に位置して、商品に情報という付加価値をつけて提供することが、空港専門商社としての役割です。全国の空港にネットワークを持ち、売れている商品の情報を把握しています。空港には独自の売れ筋商品があり、デパートで人気を博しているからといって売れるとは限りません。地域や季節ごとの違い、インバウンドの動向や最新のトレンドといった、当社ならではの情報を商品と一緒にお届けできることが、私たちの最大の強みです。
いま、インバウンド需要の拡大にともなって市中の免税売店、免税品を扱う家電量販店やドラッグストアなどとの取引が増え、当社の事業フィールドが急速に拡大しています。そこで求められているのは、空港の中で培ってきた実績と信頼に加えて、日本国内の優れた商品を発掘し、プロデュースする力です。今後は、この力を活用して地方空港から市中へ、そして海外への展開を見据えながら中長期的な成長戦略を構築していきます。今後は、空港の運営ノウハウを求める商業施設に向けた提案など、日本空港ビルグループ全体で取り組むプロジェクトへの参加も増えていくでしょう。AIやロボットといった最先端技術を導入して進化する空港とともに、当社も成長と挑戦を続けて、お客様に新たな価値を提供すべく努力を続けてまいります。
当社の原点は商品やショップを通じて、空港にいらしたお客様が楽しく、快適で、便利に過ごせる空間を演出することにあります。空港を利用された際に、お気づきになったことがありましたら、ぜひお聞かせください。空港の内外を問わず、すべてのお客様に『感動』をお届けするのが当社の使命です。

代表取締役社長
後藤 久