先輩社員紹介

将来の夢は沖縄に営業所を作って
所長として就任すること。

※所属は取材当時のものです。

生澤 太郎福岡営業所 営業部 2013年入社

アットホームな雰囲気で新しい環境に順応

小さい頃から空港で働きたいと思っていた私は、航空会社やサービス業ではなく、空港の空間づくりに関連する仕事に興味を持っていました。さまざまな商品を通じて、空港の空間づくりの一端を担う空港専門商社の仕事に興味を感じたことが国際協商を志望した理由です。仕事を通じて全国の空港に関われるのも魅力的でした。転勤についても承知のうえでしたが、仕事に慣れるまでは本社勤務だと思っていたので、入社して最初に福岡営業所に配属されたのは予想外でした。私は千葉県出身で福岡には知人もいないので、最初は不安もありましたが、営業所のアットホームな雰囲気のおかげで、すぐに新しい環境に馴染めました。営業所のメンバーも首都圏から転勤してきた人が多く、私の心細い気持ちを汲んでサポートしてもらえたからです。私も後輩が転勤してきたら、当時の自分を思い出して親身になって接するように心がけています。福岡営業所は小さな所帯なので、先輩や上司とも遠慮なく話せますし、風通しが良いというよりファミリ―のような感じです。福岡は食べ物が美味しいので、みんなで食べ歩くうちに10キロ太ってしまいました。

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世の中のトレンドを常にチェック

福岡営業所は、広島から沖縄まで広い範囲の空港を担当しているので、いろいろなタイプの空港に携われる面白さがあります。広島や福岡はビジネスで利用されるお客様が多いのに対して、沖縄は観光がメインです。お土産品に求められるのも、ビジネスマン向けは手荷物を増やさないようにコンパクトで配りやすいものですが、沖縄観光であればポップで面白いものが喜ばれます。九州は全県に空港があるので、それぞれ地域によって個性が違います。宮崎空港は催事が多いため、シーズンに応じて雑貨やキャラクター物、人気のスイーツなど、さまざまな商品を揃えなければなりません。一般的に卸業者は専門分野が決まっていますが、当社は空港専門商社として食品から雑貨、化粧品まで、あらゆる商材を扱えます。店舗への提案や催事の企画には、課税品や免税品、お酒やタバコまで含めた幅広い商品知識が必要になるため、メーカーや売場からの情報収集は欠かせません。博多の街で東急ハンズやロフトの売場を見たり、コンビニで売れているお菓子をチェックしたり、世の中でどんな商品が動いているのかを常にキャッチするようにしています。

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将来を見据えて国内市場の成長に力を注ぐ

配属されて2年目から熊本、鹿児島、宮崎の空港を任されました。現在は福岡空港の免税店と那覇空港を中心とした沖縄県内の得意先に加えて、福岡市内の空港型免税店とクルーズ船内のお土産店も担当しています。当社の強みは、地域限定品や当社の専売品、インバウンド向けのブランド品を扱えること。たとえば、沖縄県内での卸売をメーカーから一任されているご当地味のお菓子は、空港だけでなく市内のお土産屋さんにも販路を広げています。クルーズ船では特別に許可を得て空港免税店限定の商品を卸して、他では手に入らない付加価値の高い品ぞろえを実現しました。メーカーと小売りの間に入って調整しながら、売上を最大化するのが私たちの役割です。双方が納得できるように要望を満たしながら、自分の提案を活かして売場を作り、期待以上に売上を伸ばせたときは、本当にうれしいですね。
本社の企画課にいる同期とTV会議やメールで頻繁にやり取りをしているので、仕事をするうえで不自由さは感じません。今後は地方空港発のトレンドが全国の空港に広がっていくケースが増えていくでしょう。いまはインバウンドのお客様が高い売上比率を占めていますが、成長が鈍化した時に備えて国内市場も伸ばす必要があります。空港以外の販路もまだ開拓の余地があるので、将来は沖縄の売上を営業所が開設できるくらいまで大きくしたら、所長に就任するのが夢です。

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1日の仕事の流れ

  • 8:45

    朝型なので毎日少し早めに出社してメールと売上の確認。9時から全体の朝会で営業所のメンバーと情報を共有。

  • 9:30

    受発注業務、見積書や企画書の作成など、事務的な仕事は頭がクリアな午前中のうちに済ませておく。

  • 13:00

    午後の時間は主に外回りの営業。福岡空港の店舗は毎日訪問するようにしている。沖縄へ出張するのは月に1~2回。仕入先との商談は営業所で行う。

  • 17:00

    営業所に戻って、メールや書類をチェック。商談が長引いて退社時間が遅くなることもある。